企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
創業当初は多くの苦労や子育ての両立の難しさに直面しましたが、周囲の支えのおかげで乗り越えることができました。そして、何よりもの転機は創業20年時の主人の死です。ひとりで子供と店を守らなければならない状況となり、それまで趣味の延長のようだったこの事業に対する考えが一転しました。より高いクオリティを目指し、調理の技術や知識を一から学ぼうと通信で調理師専門学校に通うことを決断します。専門学校での学びの中で食に対するプライドも生まれ、食に携わることの意義も理解することができました。現在は生産者を応援したいという思いから、可能な限り和歌山県産の食材を使用し、サンドウィッチを通して地域経済に貢献できるよう努めております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
当店は食材にこだわり、可能な限り和歌山県産のもの、そして野菜はできるだけ無農薬・有機栽培のものを使用しております。安心・安全な商品をお客様に提供する姿勢は、創業当時から変わらず守り続けていることのひとつです。そして、当店の強みはオリジナルサンドウィッチの種類やそのインパクトです。片手で食べられる軽食としてでなく、両手で食べてもらう、しっかりした食事としてのサンドウィッチをこれまで考えてまいりました。食材を活かすための味付けはもちろんですが、具材をはさむ順番でもサンドウィッチの味は大きく変わります。そのため美味しさの最大級を求め、型にはまらないサントピアならではのサンドウィッチを日々探究し続けております。この熱意が、長年お客様に愛され続けている理由であると思っております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た和歌山地域の魅力について教えて下さい。
和歌山県は食の宝庫で、四季折々の食材に恵まれております。当店でもその恵みを活かしたサンドウィッチを販売しており、なかでも紀州の山が育んだジビエを使ったオープンサンドはとても人気がある商品です。和歌山県は面積の4分の3以上が森林。四季を通して緑の森が生い茂り、豊かな自然の中でたくさんの鹿や猪といった野生鳥獣が育ちます。ですが、年々その頭数が増え、同時に作物への被害も増え続けることも課題の一つです。こうした地域の課題を解決しつつ、ジビエならではの天然の美味しさに可能性を感じたことがきっかけで、この商品の開発につながりました。事業者がお互いに支え合い、連携しながらこれからもよりよい商品を創造してまいりたいです。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
『真心』を持って接客できる方・調理ができる方は、ぜひご応募ください。お客様に対して『真心』持って対応をすることにより、信頼と快適な時間を提供することができます。お客様の中には、親・子・孫世代で当店をご愛用してくださっている方もいらっしゃり、それはサンドウィッチだけではなく働くスタッフの想いも伝わった結果です。これからも多くの方にサントピアのサンドウィッチを召し上がっていただきたいと思っております。『パンが好き』『美味しいものを作りたい』という想いがある方は、お気軽にお問い合わせください。わたしたちと一緒にサンドウィッチでお客様を笑顔にしましょう。
ひとを知る
代表取締役
森下佳子
和歌山県和歌山市出身。短期大学卒業後、OLを経て25歳で起業。幼少期から大のパン好きで、夕食時は白米を食べる兄弟の隣で、食パンに焼き魚や煮物を乗せて食べていたという。こうして得た発想から多くのオリジナルサンドウィッチを生み出す。そして創業から20年後、調理の知識や技術を学ぶべく通信制で辻調理師専門学校に通い、卒業。地元の食材を使用した、型にはまらない自由な発想からなる新たなサンドウィッチを開発し続け、サンドウィッチと共に現在も歩み続けている。
企業新着情報
わかやま紀州館にてオリジナルサンドウィッチを販売しています。
SDGsへの取り組み
- 【12】食材はできるだけ和歌山県産のもの、野菜も無農薬・有機栽培のものを使用し、安心・安全なサンドウィッチを提供しております。
- 【14】和歌浦でとれる食材をサンドウィッチに取り入れ、和歌山の魅力を持続可能な形で伝えております。
- 【15】地域の自然課題解決の一助となるべく、ジビエ食材を取り入れ天然の美味しさを発信しております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社サントピア |
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所在地 | 〒640-8235 和歌山県和歌山市東長町10-13 |
創業年 | 1980年創業 |
代表者 | 代表取締役 森下佳子 |
事業内容 |
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