企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
亀井堂総本店は神戸市で150年愛される「瓦せんべい」発祥の店です。神戸港が開港して間もない明治6年に創業して以来、世代を超えて愛され、人と人を喜びでつなぐお菓子を神戸からお届けしております。開港により神戸市には西洋と東洋から様々な食材が集まりました。しかし、当時の日本人の食文化において西洋のバターはあまり好まれなかったことから、弊社の創業者が洋菓子であるクッキーの原料からバターを抜いた洋風のせんべいとして「瓦せんべい」を新たに考案しました。現在も「瓦せんべい」は多くの方に愛され、神戸市の洋菓子文化の原点になったとも言われております。これからも亀井堂総本店は創業者のフロンティアスピリットを引き継ぎ、常に未来へ向かってチャレンジをし続けます。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
私たちは、企業の贈答シーンにおける課題を解決することができます。たとえば、得意先に手土産や記念品を贈ると多くの場合、先方のオフィスでお裾分けをされます。その際に熨斗を取って箱を開け、中身だけが配られると、この手土産や記念品はどなたから贈られたものなのかが分からなくなってしまいます。しかし、オリジナル焼印を焼き付けた弊社の「瓦せんべい」であれば、1枚1枚にロゴやメッセージが焼きつけられているため、どなたから頂戴した物なのかがお菓子と共に、得意先のオフィスの中で拡散されます。このように弊社では、贈答品を贈った側の企業に得意先の企業から「ありがとう」がたくさん返ってくる、効果的な「オリジナル瓦せんべい」のご提案が可能です。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た兵庫地域の魅力について教えて下さい。
神戸の街は、明治初期に開港された新しい港町です。開港当時は、神戸っ子の他文化に対する寛容さを併せ持った気質から、世界中の多くの文化を地域に受け入れました。そして、新たなミックスカルチャーを生み出し全国に発信することで神戸のハイカラ文化、神戸ブランドは誕生しました。その市民性・文化度は現代にも色濃く残っており、様々な文化を受け入れ新たな挑戦をする人々で溢れております。このように神戸市は街のみならず、人の中に歴史や魅力が詰まっております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
神戸の街が日本有数の港町として発展した理由は、神戸港開港後に諸外国の新しい文化を受け入れてきた神戸っ子の気質にあります。私たちが育った街を誇りに思い、贈答品をプレゼントされる方の想いを乗せた弊社のお菓子を通して、新たな時代に向けて共に街をつくってまいりましょう。
ひとを知る
取締役社長
松井隆昌
幼少期から神戸市で育ったことで「街への恩返し」を人生の目標として志す。甲南大学卒業後、企業での修行を経て、洋菓子学校で菓子の基礎を学び家業である亀井堂総本店へ入社。全国の食文化に影響を与え150年以上愛される「瓦せんべい」を全国、世界へ広げる活動を進めている。近年では、創業者の想いや神戸らしさを追求した「TONOWAバターサンド」をリリースし日本全国の一次産業生産者の想いを伝える商品開発も行っている。
SDGsへの取り組み
- 【2】チャリティー商品を開発し、売り上げの一部を地域の子どもたちの支援に貢献しております。
- 【11】亀井堂総本店が所在する『元町商店街』の地域活性化活動に参画し、街づくりに貢献しております。
- 【12】菓子製造過程での資材ロスを徹底して排斥し、持続可能なモノづくりを実現いたします。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社亀井堂総本店 |
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所在地 | 〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通6丁目3-17 |
創業年 | 1873年創業 |
代表者 | 取締役社長 松井隆昌 |
事業内容 |
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