大学卒業後、水道メータの製造会社に就職し、電子式水道メータを利用した流量管理システムの提案や他企業と連携し、地図情報システムを販売を始めたり、既存のものと既存のもののいい所を融合させたり、得意分野から一歩発展させて販路を広げたりと常に何かに疑問を持って行動しておりました。その後2社ほどを渡り歩き、前職の人脈や経験を活かして、水道メータ取替を主とした会社を設立。その後も札幌の人脈を活かして札幌支店を設立し、消防設備点検業務も始めました。そして順調に事業を拡大するなかで倉庫の中にあったパッケージ型消火設備を見てHPを一新し、消火器・消防設備のリースを始め、長崎地方裁判所や神戸地方裁判所をはじめとする施設に消火器・消防設備のリースを全国に広めました。

水道メータの取替に特化しているため、住民さんへの細かい気張りが出来るところが弊社の強みです。前職が水道メータメーカーであるため、水道メータメーカーとのパイプを活かした安定した業務を可能にしており、特に西日本方面への出張が多いです。また、消防設備点検は北海道が中心ですが、消火器・消防設備のリースに関しては全国から問い合わせがあります。特に車載式大型消火器(50型)や移動式粉末消火設備、パッケージ型消火設備Ⅰ型を多数保有しておりますので、エンドユーザー以外の他のレンタル会社さんからも問い合わせや注文があります。数年前には、長崎地方裁判所や神戸地方裁判所の仮庁舎にも使用していただきました。さらに、近年では教育施設の耐震工事の際の仮教室や工場の増築で新たに必要になったところへのリース問合わせも増加しております。

私は大阪市内で生まれ、1歳を過ぎた頃にこの東大阪に引っ越してきました。中学生になり、野球部かラグビー部に入るか悩みましたが、地元に花園ラグビー場があることを知り、ラグビー部へ入りました。2019年にラグビーワールドカップが日本で開催され、「スローフォワード」（反則の名前ですが）という「言葉」がテレビから発せられるたびに、「当社の名前だ」と喜んだものです。「何故反則を社名に」とよく聞かれることがありますが、私はいつもこのように答えます。あらゆるスポーツの中でボールを前に投げてはいけないという、あえて有利なことを禁止している、前進するには、キックをするかボールを持って走らなければならない「ラグビー」というスポーツが好きだからですと。そのため「ラグビーの聖地」東大阪に誇りを持っております。

大阪本店では現場での作業が多く、特に奈良市での作業は奈良県内在住の方が中心でおこなっているため、自宅から倉庫に直行し奈良市内の現場で行ってから倉庫へ戻って直帰することが多いです。そのため、会社からの指示がなくても自分から率先して行動できる方、1軒1軒地道にお宅を訪問してする作業が多い業務のため地味であっても真面目にコツコツと根気よく物事に接することが出来る方が向いております。スポーツでたとえるならばラグビー選手のような魔法のやかんの水をかけると立ち上がり、何事もなかったように前進するようなガッツのある方に来ていただきたいです。